グリッチ流!粗く挽き圧をかけない浸透式エアロプレス
2014年JAC(ジャパン エアロプレス チャンピオンシップ)で優勝の座に輝いたグリッチコーヒーオーナー鈴木清和さんより、店頭で実際に行っているエアロプレスでの抽出法をご紹介頂きました。豆は細く挽き、空気圧をかけて淹れるのが一般的なエアロプレス。グリッチコーヒーでは、粗く挽き、圧をかけないスロープレスで豆のポテンシャルを最大限引き出します。つけ置きしたコーヒーをこぼし落とすという、従来とは逆行する発想。クリアかつ甘みと果実味がしっかりある美味しいコーヒーに仕上がります。鈴木さんが大会にて可能性を見出したこの抽出法は、今や世界中のコーヒーショップで大きな注目を集めています。今日から、この抽出法で美味しいコーヒーを淹れてみませんか?
来月、グリッチコーヒーのコーヒー豆をお届けします。お申し込みは8月30日まで。ぜひこのチャンスをお見逃しなく!グリッチコーヒーのお豆と淹れ方で、思う存分グリッチコーヒーを楽しみましょう。
Glitch Coffee Aeropress Recipe
用意するもの
コーヒー豆 Coffee beans 16g
お湯 Hot water 230ml
エアロプレス Aeropress
ペーパーフィルター Paper filter
カップ Cup
サーバー Server
ケトル Kettle
スプーン Spoon
測り Scale
温度計 Thermometer
所要時間 Brewing time:2:00
1. コーヒー豆を挽きます Grind coffee beans
グラインドサイズは、ペーパードリップとフレンチプレスの間程度の粗挽きです。浸透式で長時間つけ置きするため、粗い方がクリアなテイストになりフレーバーをより楽しむことができます。
2. ペーパーフィルターをセットし豆を入れます Set a filter
フィルターは紙がお勧め。金属フィルターを使うと、コーヒーに金属の味が付いてしまうからです。測りの上にサーバーとエアロプレスをセットし、コーヒー豆を投入。
3. タイマーのスタートと同時に、79℃のお湯を40 ml注ぎます Pour 40g of 79℃ water
高温のお湯を使うと味わいがシャープになり、甘さが出ずらくなります。
4. 5回混ぜます Stir 5 times
混ぜることで甘みを出し、口当たりがまろやかなラウンドマウスフィールになります。
5. 230mlまで注ぎ、1回混ぜます Pour until 230ml, and stir once
6. プランジャー(エアロプレス上部)をセット Set Plunger, wait until timer hits 1:00
1分経過するまで待ちます。中が真空状態になるため、お湯が落ちません。ここまでの工程を手早く行い、コーヒー豆がお湯に浸け置きされる時間を確保します。
7. 残りの1分をかけてゆっくりプレス、最後の30mlを残します Slow press for 1 minute, discard the last 30ml
手の重みを使うようにして、力まないようにしましょう。力ずくで速く押し出すと、渋みと酸味が強くなってしまいます。最後の30mlを残すことで、粉っぽくなるのを防ぎクリアな仕上がりになります。
8. スプーンで軽く混ぜます Stir a few times
最後に混ぜることにでコーヒー全体の濃度を均一にします。カップに注げば、できあがりです。